立地は?

良い立地とは?

住宅街

選ぶ人によって良い立地の条件は様々ですが、ここでは一般的に良いとされる立地について紹介していきます。 立地が良い土地は人気ですが、価格も高くなってきますので、自分達がどのような立地を求めているかをしっかり把握し、家族やパートナーと話し合うことが大切です。

【日当たり、景色】

日当たりを調べるには現状の確認だけでは、完璧ではありません。将来的な周囲の開発計画も調べておかなくてはなりません。特に物件の周囲が空き地や駐車場だった場合、将来的にはこの土地に、マンションや大型スーパーなどが建設される可能性があります。購入前に役所の都市計画課の窓口やホームページなどで確認したり、近所の商店の方々に聞いて地域の情報を集めてみる事が大切です。家の目の前に大きなマンションが建ってしまったら、日当たりだけではなく、眺めも遮られてしまうことになりかねません。事前に十分な情報収集をしておけば、将来的なトラブルを避けることが出来るのです。

【用途地域】

パンフレットなどの物件概要には都市計画で定められた用途地域が示されています。「住居地域」は第1種と第2種に分かれております。購入予定の物件周囲がどの用途地域に該当しているのか確認しましょう。役所では、その自治体全域の用途地域を示した地図を置いてあります。これを見れば購入希望物件周辺の規制の様子が確認できます。もし、購入予定の物件周囲が「第2種住居地域」であれば、パチンコ店やカラオケボックスが建設可能ですので、ある日突然隣に出来る可能性があることも知っておかなくてはなりません。

【地盤のチェック】

そばに川がある環境は魅力的な立地で人気も高いのですが、周囲よりも低地になっている場所が多く、水害の危険もあることに注意してください。低地は元湿地だった地域も多く、水はけは悪いのです。当然のことながら施工主はその地盤を考慮し、それにみあった基礎工事を行って充分な対策をとってはいます。ですが、洪水対策のレベルを超えて 予想以上の被害が出ないとも限りません。過去に発生した周囲の水害などの地図を役所の「災害対策課」等の課で調べてみてください。過去に水害にあった地域は要注意です。浸水に限らず、地盤に関するトラブルは後を絶ちません。購入希望物件が過去に池・沼だった場所の埋立地や海・川・崖のそばなどは、要注意エリアと言えますので、念入りに確認しましょう。

【病院など】

小さなお子様がいるご家庭では、常に病気や怪我の心配があります。周りにどんな病院があるか、診療体制はどうか、地域の評判はどうか、など事前に知っておきたい事がたくさんあると思います。物件周囲の情報収集の際は医療機関の場所を確認するだけではなく、その病院がどういう体制の病院かまで調べておきましょう。地元密着の不動産屋なら近隣の情報も豊富なので、安心